プライベート空間
都市のノイズを遮断する、緑の結界。
坪庭という宇宙
住宅密集地において、水平方向の広がりを確保するのは困難です。しかし、わずか数坪の空間でも、垂直方向の展開や光の取り入れ方を工夫することで、無限の広がりを感じさせる「坪庭(つぼにわ)」を作ることができます。
浴室から眺める坪庭、玄関を彩る小さな自然。閉ざされた空間に光と風を呼び込み、都市生活に圧倒的な静寂をもたらします。
視線のコントロール
プライバシーの確保は、単に高い塀を立てることではありません。
緑を用いて柔らかく視線を遮る技術が必要です。
生垣と竹垣
常緑広葉樹による生垣は、防音・防風効果も兼ね備えます。建仁寺垣や御簾垣など、伝統的な竹垣は視線を遮りつつも風を通し、美しい背景として機能します。
枝透かし剪定
樹木の枝を適切に透かすことで、内側からは外の景色が薄っすらと見え、外側からは内部が見えにくいという、マジックミラーのような効果を生み出します。